お役立ちコラム
column
リフォームしなくても部屋を仕切る方法はある?部屋の仕切り方を紹介します!
2023年07月31日
生活スタイルの変化や家族構成の変化により、部屋の使い道は変化します。
かといって、そのたびにリフォームをしていてはかなりの出費になってしまいます。
そこで、今回はリフォームを伴わずに部屋を仕切る方法について解説します。
リフォームなしでも部屋を仕切ることができる!?
自由にリフォームできない賃貸住宅や年齢によって用途がたびたび変わる子ども部屋などはどうやって仕切るのが効果的でしょうか。
結論を先に言えば、リフォームよりも家具やパーテーション、シェルフなど柔軟性がある間仕切りを使用するのが効果的です。
そうすると、大規模な工事をせず、自由に部屋を区切られます。
家具などで部屋を仕切るメリット
リフォームなどをせず、家具などで部屋を仕切るとどのようなメリットがあるのでしょうか。
3つのメリットを紹介します。
レイアウトの可変性が高い
1つ目のメリットはレイアウトの可変性が高いことです。
簡単に設置できるため、部屋の模様替え感覚で間仕切りを変更できます。
来客時に目隠しとして設置し、普段は目立たない場所に収納するといったことも可能です。
また、子ども部屋の間仕切りのように一時的な区切りとして使うことも可能です。
自由自在に動かせるのは大きなメリットといえるでしょう。
壁をつくるよりも低コスト
2つ目はコスト面のメリットです。
作業内容や使用する材料によりますが、壁を新たに作る場合は5万円から10万円の費用がかかります。
既存の壁を壊す場合も同じくらいかかりますので、リフォームとなるとそれなりの予算を用意しなければなりません。
一方、家具であれば数千円から設置可能です。
リフォームに比べるとかなり手軽に導入できます。
ただし、カーテンレールをつけるなどの工事が必要であればリフォームとあまり変わらなくなります。
部屋全体の圧迫感がない
3つ目のメリットは部屋の開放感を損なわないことです。
壁を作って部屋を仕切ってしまうと、一つひとつの空間が狭くなってしまい圧迫感が出てしまいます。
壁を作るとプライベート空間を確保しやすいというメリットがある半面、視界をさえぎってしまうため圧迫感が強くなってしまうのです。
しかし、家具であれば壁ほどの圧迫感を受けません。
特に背の低い家具であれば、部屋全体の解放感を損なわずに部屋を仕切れます。
ただし、背の高い家具や存在感を強調しやすい暖色系の家具を配置すると圧迫感が生まれやすくなるので注意しましょう。
部屋の仕切り方
壁をつくるよりも家具などを使って部屋の間仕切りをする方がコスト面や部屋の解放感といった面でおすすめです。
実際に、どのように部屋を仕切るとよいのでしょうか。
パーテーションで仕切る
最も手軽なのはパーテーションで仕切ることです。
間仕切りの代表格であり、賃貸住宅でも安心して使えます。
サイズや色合いなどのバリエーションが豊富で、デザイン性があるものも登場しています。
キャスター付きであれば移動も容易で非常に手軽です。
注意点は安定性にやや欠けることです。
購入する前に転倒のリスクがないか確認する必要があります。
また、取り外した時に場所をとることもパーテーションのデメリットです。
カーテンやロールスクリーンで仕切る
カーテンやロールスクリーンをつかって部屋を仕切るのも一つの方法です。
間仕切りとして多用されるのがアコーディオンカーテンです。
パネル状に折りたためるため収納性に優れています。
価格面でもリフォームよりも安くできます。
一方で天井から床まで締め切ってしまうので圧迫感が出やすくなるというデメリットがあります。
加えて、カーテンレールを天井に取り付けなければならず部屋にキズがついてしまいます。
賃貸などでは用いない方がよい間仕切り方法です。
キッチンへの出入り口など限られた部分を隠すのであればロールスクリーンも選択肢の一つです。
ただ、ロールスクリーンも天井に金具を指す必要があり、賃貸に不向きです。
パネルドアで仕切る
折り畳み式のパネルドアで部屋を仕切ることもできます。
デザイン性に優れ、部屋をすっきりと見せてくれるのは大きなメリットです。
反面、設置コストが高いことやレールを敷く必要があるので、物件を傷つけたくない場合は不向きな方法です。
ソファやラグで仕切る
ソファの背もたれを間仕切りがわりに使う方法もあります。
視界を遮らないため、狭苦しさを感じにくいのがメリットです。
ラグを使って部屋の役割を明確にする方法もあります。
「寝る場所」「テレビを見る場所」「勉強をする場所」のように、場所ごとで違うラグを使って部屋の役割を明確化させることができます。
棚やラックで仕切る
ソファが家にないときは、棚やラックを使って間仕切りにできます。
ソファと同じく背が低いものであれば、開放的な雰囲気を維持することも可能です。
カラーボックスなどは収納としても利用できて便利です。
まとめ
今回はリフォームせずに部屋を仕切る方法を紹介しました。
パーテーションやアコーディオンカーテンのように物理的に部屋を仕切る方法もあれば、家具やラグを使って部屋の役割を明確化する方法もあります。
どの方法が自分の家にふさわしいか、試行錯誤して気に入る形を見つけてみてはいかがでしょうか。